スマホの普及により中国のキャッシュレス決済市場は世界最大となりました。

日本のキャッシュレス

五輪に向けてキャッシュレス化する日本

 

現在日本では、2020年の東京オリンピック・パラリンピック、2025年の大阪万博に向けて政府が「キャッシュレス化」を早急に進めている状態です。

 

日本では古くからクレジットカードのようなキャッシュレスのシステムが完成していたにも関わらず、その浸透率はそれほど高くありません

 

なぜ日本においてキャッシュレスが浸透しなかったのでしょうか?

 

それには「他国におけるキャッシュレス事情」と現在の私たちの生活を比較することで答えが見えてくるかもしれません。

 

同じアジア圏でもキャッシュレス普及率において日本を大きく上回る中国のキャッシュレス事情を考えてみましょう。

 

日本でキャッシュレスが普及しないわけ

 

目覚ましい発展を遂げた中国のキャッシュレス

キャッシュレスが普及している中国のパンダ

キャッシュレスの分野で高い普及率を誇る国として「中国」が印象的かと思います。

 

中国は2015年段階の調査で「60.0%」ものキャッシュレス普及率を誇っており、これは世界でも1、2を争う数値となっているのです。

 

元々中国では、デビットカードや銀聯カードが広く普及しており、キャッシュレスという文化は根強くありました

 

しかし、そんな中国を世界トップクラスの「キャッシュレス大国」へと押し上げるような大きな転機が訪れました。それは「スマホ」の登場です。

 

スマホの普及の波が到来して間もなく、中国では「AliPay」や「WeChatPay」といった、バーコードを表示させるだけで決済が可能な「QR決済」が誕生しました。

 

当時の中国では偽札が横行していたこともあり、現金への不信感が強い状況でした。

 

しかし、それがきっかけでAliPayやWeChatが巨額の資金を投入し、直接現金を取引するのではなく、スマホを利用した「モバイル決済」を大々的に浸透させるプロモーションを始めたことにより、瞬く間に中国はキャッシュレス大国へと進化していったのです。

 

中国のキャッシュレス化の要因であるスマホ

その成長率は驚くべきもので、2012年における「2兆元」という中国のモバイル決済額は、2017年には軽く100倍以上の上昇率を見せ「203兆元」という額に急速な成長を遂げました。

 

これにより中国のモバイル決済市場は世界最大となりました。

 

中国のキャッシュレスの利用者の「操作が簡単で便利だから」「現金やカードを使用する必要がないから」という声から、キャッシュレスのもたらす恩恵は大きいと感じることができます。

 

「AliPay」や「WeChatPay」という2つの新しい強力なインフラが現在の中国経済を支えているのです。

 

まとめ

世界においてキャッシュレスが流行した理由として「必要性があったから」そして「便利だから」というのを理解していただけたと思います。

 

国内ではあまり感じられないかもしれませんが、世界に目を向けるとキャッシュレスは日本人にとっても必要なものになっていくのではないでしょうか?

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