日本人に現金主義が多いのはキャッシュレスが多岐に渡り、網羅するのが非常に難しいからです。

日本人はクレジットカードも利用しない?

保有率の高いクレジットカード

 

2018年度に行われた「クレジットカードに関する総合調査」によると、日本における「クレジットカードの保有率」は84%にも及びます。

 

しかし、クレジットカード保有者の中で実際に「クレジットカードを利用している」割合はここから37.1%にダウンします。

 

日本は古くから親しみのあるキャッシュレスの手段であるクレジットカードすらも、保有している人の内およそ3割程度しか利用していないのです。

 

それでもクレジットカードは、日本におけるキャッシュレス決済手段として最も高い利用率を誇り、2017年段階ではクレジットカードがキャッシュレス決済の90%を占めていました。

 

キャッシュレスの対象を「電子マネー」や「デビットカード」まで広げてしまえば、「キャッシュレス決済比率」は2017年度において21.3%となり、世界基準でかなり低い位置にいる日本は「キャッシュレス後進国」と言えるのです。

 

なぜ日本人には現金主義の人が多いのか

何故日本は「キャッシュレス後進国」と言われてしまうまでに「キャッシュレス化」に対して腰が重いのでしょうか。

 

実は日本という国における現状のキャッシュレスが多岐にわたり、網羅するのが非常に難しいという現実がありました。

 

キャッシュレス決済の種類が多すぎる

日本において最も普及しているキャッシュレスはクレジットカードでした。ではみなさんはそのクレジットカードを一体何枚所持しているのでしょうか?

 

クレジットカードには「VISA」「MasterCard」「JCB」などの国際ブランドがあり、「JCB」は国内においても使えるお店が限られているとの条件を垣間見ても最低「2枚」は欲しいところです。

 

実際、日本人の「クレジットカード保有枚数」は「3.2枚」となっており、現状では複数枚を使い分ける必要が出ています。

 

電子マネーもよく使われているキャッシュレス決済としてあげられます。

 

地域による使い分けが必要な交通系ICカード

代表的なものは

  • Suica
  • nanaco
  • Edy
  • WAON
  • QuicPay

など、思いつく名前を挙げるだけでもこれほど多く存在し、さらに「交通系」に絞ったとしても「Suica」「ICOCA」「Kitaka」など地域によって使い分けが生じる場合があります。

 

それら全てが「どこで使えるのか」「残高はいくらか」などの情報を把握しておくことは、私たちにとって非常に煩雑な習慣となります。

 

本来はポイント還元率が今までにないほど魅力的な「QR決済」が日本で普及し損ねているのも、同じ理由が1つにあげられます。

 

日本でキャッシュレスを普及させるには

日本でのキャッシュレスは種類が非常に多く、日本の経済の特性上ひとまとめにすることが難しい現状があります。

 

ここから脱却するには、他国のような「巨大インフラ」と繋がることができるような日本独自のシステムが必要とされているのではないでしょうか?

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